■西武・秋山翔吾

── 打った瞬間、その後すぐ右手を突き上げて走っていましたが、どんな気持ちでした?
「本当にテンションが上がりきって、ああなってしまったので、ちょっと恥ずかしいです」

── つい一昨日も逆転の満塁ホームランというのが終盤にありましたが、このメットライフドームでの逆転の3ランというのは改めていかがですか?
「ホームゲーム最後のカードっていうのもあって、ファンの方これだけ入っていただいたので、ピッチャーも勝ちパターンのピッチャーが投げていたので、なんとかしたいなと思ってやっていたので、いい一本になってよかったです」

── あの場面を改めて振り返っていただきたいのですが、ランナー１、２塁で、嘉弥真投手とは、ある程度対戦するなというのは想定していましたか?
「そのまま来る可能性はあるなと思いましたけど、あそこで代わるというのも、いつもの左キラーということで投げてくるというのはあったので、どっちがきてもなんとかしたいとそれだけでした」

── 実際打席では、どんな気持ちだったんですか。冷静でした?
「そうですね、ツーアウトだったので、打つか打たないかっていうだけだったので、腹くくってできたので、そういう意味では冷静だったかもしれないです」

── 相手も７連勝できてこの3連戦を迎えていましたが、どんな気持ちで戦おうという感じだったんですか?
「こっちの10連勝とかはこっちに来るまでの過程だったのでそこまで気にしてはなかったんですけど、相手がホークスっていうことで意識する所もありますし、この１戦に、この３試合にかけては、とにかく勝ちたいという気持ちがでるかどうかというふうには思っていたので、それがプレッシャーでもあり力にもなったかなと思います」

── 絶対、ここで優勝決めたいっていうのはありますか?
「そんな贅沢も言えないと思うので、ファンのみなさんは期待してくださって声援をいただけるので、それに僕たちは応えられるように頑張るだけだと思います」

── 日増しにこの歓声も大きくなっていますが、マジックナンバー３。明後日にも優勝が決まりますが、明日に向けてお願いします。
「目の前の１戦１戦を僕たちはやっていくだけなので、その結果ホームで胴上げできれば最高ですけれど、それに向けて全力尽くしていきますので、応援よろしくお願いします」

── 最後に改めてファンのみなさんに意気込みをお願いします。
「すばらしい声援の中で、ここまでできているので、選手たちは必死に応えるつもりでやりますので、変わらぬ声援をお願いします」