■阪神・小野泰己
――勝ち投手となった今の気持ちは?
「素直に嬉しいです」
――前回登板から中5日。どんなことを意識してマウンドに上りましたか?
「無駄に何も考えず、梅野さんのミットを信じて、全力で投げることを心がけました」
――今日、一番良かったところは?
「前半、点を取ってもらった後に、しっかりとゼロで抑えられたのが良かったかなと思います」
――特に前半、テンポも良かったように見えたが?
「そうですね。しっかり自分のピッチングができていたんじゃないかなと思います」
――欲を言えば8回を投げ切りたかったという思いがあるのでは?
「前回の登板でも中継ぎの人たちには苦労をかけてしまったので、何とか長いイニングを投げられるようにと思っていた。8回を投げ切れれば自分の自信になったかなとは思います」
――それでも7回2/3は自己最長、9奪三振は自己最多タイ。今日はかなりカーブを使えていたのでは?
「今日はしっかりと緩急を使えていた。その分、真っ直ぐも今日は良かったんじゃないかなと思います」
――残念ながら初戦で敗れてしまいましたが、母校の折尾愛真高校が夏の甲子園に初出場を果たしましたが、母校の快進撃も刺激になったのでは?
「そうですね。昨日、残念な形で負けてしまったんですけど、何とか自分はしっかり活躍できるようにと今日は臨みました」
――次回の登板へ向けて?
「次回もしっかり腕を振って、自分の球を信じて、味方が点を取ってくれるまで粘って、勝ちに繋がるピッチングができればと思います」