■巨人・菅野智之
――5安打完封勝利。最終回、ランナーを出しましたが、見事なピッチングでしたね?
「最後は意地で抑えました」
――これで今シーズン2度目の完封、4連勝ということになりました。一試合投げきった今の気持ちどうですか?
「最高の気分ですし、もっともっと最後までマウンドに立ちたいなと思います」
――今日は三振が13個、ご自身最多タイの三振を取りましたが?
「あまり三振を取るピッチャーではないので、いつもよりは多いなという気はしましたけど、途中から疲れてくると思ったので、打たせて取りました」
――球団タイ記録の7者連続三振もありましたが?
「それは知らなかったですけど、偉大な先輩に並べてうれしいです」
――7回に大きなピンチがありましたが、どのような心境で投げていたのですか?
「絶対完封しかないと思っていましたし、1点取られたら意味がないので、あそこも意地を出しました」
――意地という点で言えば、今日は東海大相模高校の後輩にもあたる小笠原投手との投げ合いでした。そういった部分では、先輩としての存在感を見せたピッチングにもなりましたね?
「簡単に負けるわけにはいかないので、まだまだ立ちはだかりたいなと思います」
――今年の初勝利まで少し苦しんだ時期もありましたが、そこからの4連勝、そして2回目の完封。ここのところ本来のピッチングができていますね?
「あの時期は無駄ではなく、あの時期があったからこそ今の自分がいるので。これからも続けていきます」
――次のピッチングに向けてひとことお願いします
「チームもいい状態なので、このまま首位の広島をとらえて、何とか優勝できるようにがんばります」