■ソフトバンク・内川聖一選手

── 千賀投手が初勝利をかけてのマウンドでした。そういう思いもありますよね？
「はい。故障もありまして、抹消明けの最初のピッチングでしたので、なんとか早い回に（点を取って）楽に投げさせてあげたいという気持ちはありました」

── １打席目にヒットが出ましたね？
「本当に開幕してからチームメイトはじめ、誤ってばっかりでしたので5月になってなんとかしたいっていう思いがありましたので１打席目でヒットを打てたことが、2打席目のホームランにつながったんだと思います」

── 2打席目は高いボールを狙っていたと思いますが？
「結果的に、打った球が高かったということで、高めどうこうというよりも自分の中でどうにかしたいっていう思いで必死にバットを振りました」

── ダイヤモンド１周した後、ベンチでサイレント・トリートメントされていましたが、誰の発案だったんでしょうか？
「誰ですかね。たぶん、川島慶三だと思いますけど。俺、誰も祝福してくれないんだなって思った瞬間にみんなが寄ってきてくれたので、これだけみんなに心配かけてたんだなって、申し訳ない気持ちになりましたけどね」

── 2日連続のホームランで、状態も上がってきたとみてよろしいですか？
「上がってきたというよりも、上げないとチームにも申し訳ないですし、ファンのみなさんにも残念な思いばかりさせてますので。一本でも多くチームのためにヒット打ちたいと思います」

──あくまでも通過点だと思いますが、節目の2000本安打まであと4本になりましたが、そのあたりは？
「自分の中では意識しないつもりでスタートしたんですけど、周りの方の反応とか、取材の多さであったりだとか、2000本安打って本当にすごいことなんだって実感したときに、ちょっと過剰に意識した部分がありますので、早く2000本安打を達成して、チームの日本一に向かって純粋に打席に立てるように、早く2000本打ちたいと思います」

── 最後にファンへメッセージを
「開幕してから率が上がらない中でもたくさん応援してくださいまして、本当に力をもらっています。ありがとうございます。みなさんのために、1日も早く2000本を打って、すっきりして、みなさんに喜んでもらえるように頑張りたいと思います」