■西武・山川穂高
── まずは(9回の)あの場面を振り返っていただきたいのですが、同点に追いついて、なお、追い込まれた後ランナーが走り得点圏になりました。あのあたり意識は何か変わったんですか?
「2球振って当たらなかったので、もう帰りたかったです」
── 帰らないで迎えた最後の打席でしたが、非常にうまく打ったなと思うのですが、ご自身でバッティングはいかがでしたか?
「チョー、まぐれです」
── (打球が)落ちた瞬間っていうのはいかがでしたか?
「イエーイって感じでした」
── ファンのみなさんも、イエーイって感じだったんですけど、その後もみくちゃにされていました。あのあたりはいかがですか?
「氷が寒かったです」
── それでも熱戦に終止符を打った一打でしたが、昨日に続けて大逆転勝利です。チームが逆転勝利というのが、これで32試合目、サヨナラが7度目で、山川さんのサヨナラ打も2度目ということですが、逆転勝利がこれだけ続くというのは、優勝へ向けて加速していくのではないでしょうか?
「いえ、本当は先に点を取って、楽な試合をしたいので、早く打てるように頑張ります」
── 山川さんにとっては昨日久しぶりのヒット。今日は劇的なタイムリーともなりましたが、ご自身も乗っていきたいところじゃないですか?
「乗っていきたいです。はい」
── 特に今日は大宮での最後の試合でした。勝利をプレゼントできましたね。
「楽しかったと思うのでよかったです」
── 改めまして、今後に向けての意気込みも含めまして、大宮に集まったファンへメッセージをお願いします。
「必ず優勝します。応援してください」