■日本ハム・堀瑞輝
── 今日は、超満員です。そのファンの前でプロ入り初勝利。まず、感想をうかがってもよろしいでしょうか?
「すごくうれしいです」
── 6回途中まで、わずか2安打。無失点という内容でした。振り返ってどこがよかったでしょうか?
「しっかりバッターと勝負していけた結果が、こうなったかなと思います」
── 特に、勝利投手の権利がかかる5回ですけど、2死満塁というピンチも大城(滉二)選手をしっかりショートゴロに打ち取ったシーンがありました。あそこはどういった思いでのマウンドだったんですか?
「ここを抑えれば勝ちの権利はあるなっていうのは意識していたので、無失点で絶対切ってやろうと思って投げました」
── 近藤(健介)選手の3打点。心強かったんじゃないですか?
「さすがだなと思いました」
── 実は今シーズン6月に1度一軍に上がってきたことがあったんですが、悔しい思い、足を痛めてしまって二軍に戻ってという、そういったことを乗り越えての今日、一軍での今シーズン初登板だったんですが、どういった思いでもマウンドだったんですか?」
「前回上がってきたときは、すごい期待してもらった中でのケガだったので、申し訳ないなと思いながら、しっかり早くケガを治して一軍に上がってやろうと思って過ごしていました」
── そして迎えたマウンド、同じ広島出身の、堀さんにとっては3歳年上の山岡(泰輔)投手との投げ合いということになりました。そういう特別な思いというのはあったんですか?
「まあ、自分の初登板のほうが重要かなと思ったので、あんまり意識はしていなかったです」
── 広島時代、山岡さんのピッチングをご覧になっていたと伺ったのですが?
「そうですね。高校決めるってなったときに、投げ合いを見ていたので見てました」
── そういった先輩との投げ合いに投げ勝ちましたね。
「いや、野手の方に助けてもらったのでよかったです」
── ウイニングボールを見せてもらえますか。改めて手にしていかがですか?
「よく頑張ったなって思います」
── ウイニングボールどうしましょうか?
「実家に送りたいと思います」
── 実家の方には、何とお伝えしますか?
「勝ちました」
── ここで、ファンからの質問にお答えいただきます。もうすぐ甲子園が始まりますが、高校野球での一番の思い出は何ですか?
「2年連続でエースとして甲子園に出れたことかなと思います」
── 今日勝って連勝。明日以降に向かってファンのみなさんね、メッセージをお願いします。
「応援ありがとうござました。明日も絶対勝つので応援よろしくお願いします。ありがとうござました」