■西武・菊池雄星
── たくさんのおかえりの声が響いています
「やっと帰ってきました」
── 1ヵ月ぶりの試合となりました。マウンドへ向かう意識というのはどうでしたか?
「リハビリ中は何もできずに悔しい思いしかなかったので。なんとかその思いを表現できればなと思っていました」
── その中でも立ち上がりはランナー出しながらも初回を0に抑えて、ガッツポーズも出ていましたが、立ち上がりはいかがでしたか?
「腕が吹っ飛ぶぐらい振りました」
── そこから尻上がりに調子が上がっていき、今日の投球内容6回無失点。全体を振り返ってどうでしたか?
「粘り強く投げられたと思いますし、今日は勝ちたいっていう強い心で投げられました」
──最速157km/hも出ていましたがボールの感触はどうでしたか?
「春先から思うような球が投げられず、肩も状態がよくなかったので。肩も治って、やっと今日からまた開幕のつもりでやっています」
── 6回投げて勝ち星も付きました。この勝利はいかがですか?
「ケガしてからトレーナーさんだったり、たくさんの裏方さんだったり、監督コーチの言葉、野手のみなさんが帰ってくるまで必ず首位にいるからと言ってくれて、そういう言葉があったから、ここにいられるんだと思います」
── 調整中、一軍の試合はどのようにご覧になっていましたか?
「ケガをしているときは、何もできず、部屋でご飯を食べながらテレビをみるぐらいしかできなかったので、ここに立てうれしいです」
── ファンのみなさんもここからのピッチングを期待していると思います。ここからどんなピッチングを見せてくれますか。
「まだまだシーズン長いので、ここからは離脱することなく、チーム一丸となって頑張りまる」
── 最後にファンへ熱いメッセージを
「今年は優勝しか考えていません。いいとき悪いときあると思いますけど、最後10月みなさんと笑っていられるように頑張ります」