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【9月21日】巨人・原辰徳監督 コメント
2019-09-21 17:15 - ベースボール・タイムズ編集部

Q:これまで何度もリーグ優勝を経験している監督です。今年のこの涙はどういう思いなんでしょうか

非常に新鮮ですね。それと、年をとるとちょっと涙腺が弱くなるかもしれませんね

 

Q:でも監督、優勝の瞬間、コーチングスタッフ含め泣いている人たちが多かったのが印象的だったんですが

非常に長い年、時間だったですね。阿部、亀井、坂本、岡本もすべて固定観念というものを捨ててですね、どうやったら強くなるか、どういうチームを作れば強くなるんだと、勝てるんだと、その1点に集中してですね、秋からやってきました。不慣れなポジションでプレーした人、いろいろありましたけれども、このチームはまだまだまだ強くなると同時に、物足りなさもあるチームです。しかし、チームワークというか、ひとつになるというものはですね、今までにない素晴らしいチームだと思います。そういう中で優勝を争って、最後の最後まで戦ったベイスターズと最後こういう死闘の中で決戦を制することができたというのもですね、ベイスターズにも大変感謝そして、敬意を表してですね、今年に関しては、ペナントレースに関してはジャイアンツがやや上回ったということで健闘を誓いあいたいと思います

 

Q:チームが4年間優勝から遠ざかっているという中で、再び監督の任に就くことになりました。どういう決意を持ってシーズンに入って戦われたのでしょうか

私も完全に休息に入っていて、野球界に戻るというのは頭の片隅にも無かったんですけれども、オーナーより強い、強い気持ちを私も理解し、そしてもう一度と果たして私の中に情熱が残っているのかということも不安ではありましたけれども、まだ残っておったようです。そういう中でスタートしてですね、今年久しぶりに優勝できたということは、ここにいらっしゃるファンの皆様、レフトスタンド、ファンの皆様ありがとうございました。本当に、私の中で、皆様おめでとうございます

 

Q:監督のお言葉にもありましたが、本当に今年、若手を積極的に登用ということもありましたが、本当に若いチームでしたね

誰にでもチャンスがあると、そういう中でほとんどのジャイアンツの選手がですね、この一軍に来たと思います。今現在もチームの中では競争をしております。まだまだジャイアンツは強くならなければいけないし、ただ、出た人はベテランも中堅も若手も懸命に戦ったというのはですね、本当に私としてももう、感謝するところではございます

 

Q:ペナントレースの戦いぶりちょっと振り返りますと、7月の中旬に2位に10.5ゲーム差をつけましたが、その後、2位のベイスターズに0.5ゲーム差まで詰め寄られたという8月の戦いがありました。そこからまた一つ前に出ることができた、どんな要因があったんでしょう

大きな欲というのが、目標は当然ペナントレース優勝という中で日本一を掲げてやっておりましたけれども、やはりこのチームというのはそうそう強い欲は無かったです。したがって、ゲーム差が離れたり、あるいは0.5という中にもなりましたけれども、そういう点ではですね、あまり強弱というか非常に謙虚なチームだったものですから、私自身もそういうつもりでいましたからあまり動揺はしなかったです

 

Q:本当にさまざまな選手を起用される中で、キャプテンの坂本選手は頼りになる存在だったんじゃないでしょうか

本当に、入団1年目から彼を見ていました。非常に頼もしく、大きく成長してですね、私が3年間いない間もですね、成長をし続けていてくれたというのが、特にキャプテンシーというかチームをまとめる力というものが、先輩の阿部慎之助に負けないぐらい強いリーダーシップを持ちながら戦ってくれた、技術ももちろんですけど、本当に私はここまででぶっちぎりのMVPだと思います

 

Q:これでリーグ優勝が決まりました。ここからはクライマックスシリーズ、そして7年ぶりの日本一へ向けてという位置取りになってきます

まだまだ道は険しいでしょう。しかし、我々は謙虚にスタートしたチームですから、大きな目標を持っていますけれども、その気持ちを変わらずに、クライマックスを勝ち残り、そして目標を達成したいというふうに思います