――2点差につめよられての大ピンチの場面でした。どんな気持ちでマウンドに上がったんですか。
「マウンド上がったときに野手のかたが、同点なってもいいから思い切って投げろと言ってくれたのですごい楽に投げることができました。」
――内野ゴロの間に1点返されはしましたけれども、結果的に2イニングノーヒットというピッチング。振り返っていかがですか。
「ちょっとできすぎかなとは思ってます(笑)。」
――しかしあのピッチングで、およそ1年ぶりの勝利にもなりました。いかがでしょう。
「そうですね……。前半戦チームに何もできず本当に迷惑をかけたので、まあ、しっかり1試合1試合自分の仕事ができればなと思ってました。」
―― 5月からファームで調整してましたけれども、ファームではどんな思いで過ごされていたんでしょうか。
「正直、苦しかった。苦しくなかったと言ったらうそになるんですけど、苦しかった日々もあったんですけど、まわりを見ると自分よりたいへんな思いしてる人や苦しい思いしてる人がいたなかで、すごいそういう人たちを見てると1、2カ月の苦しみでなんでそんなに自分が苦しんでるんだと思ったりしてる部分もあったので、本当に1軍で投げることを考えながら過ごしてました。」
――野田さんがしめてから、リリーフ陣もしっかりとリードを守っていきました。これからのリリーフ陣のファンの期待というのも大きくなっていると思います。ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「残り30試合弱でさっきも言いましたけど、本当にチームに何もできていない状態でいるので、全試合投げるつもりで一軍に上がってきましたので、1試合1試合しっかり投げて必ず優勝したいと思います。」