<セ・リーグ>
優勝マジックを「26」とした広島は、連勝を狙って今季6勝を挙げている岡田が先発。7月1日を最後に6試合白星から遠ざかっているが、この2試合は8回2失点、6回2失点と試合は作っている。打線が8月3戦3勝、防御率1.64と“覚醒”したヤクルト・原から援護点を奪えるか。勝率5割復帰にまたも失敗した巨人は、山口俊が移籍2年目で初めて横浜スタジアムで登板する。新人王を狙う東との投げ合いと同時に、通算対戦成績10打数4安打1本塁打の筒香との対決に注目だ。その他、中日の吉見が今季阪神戦初登板。対する阪神のメッセンジャーは今季の中日戦2試合で1勝1敗、防御率7.71の数字が残っている。
■ベイスターズvsジャイアンツ(18時、横浜)
【DB】東克樹:17試合7勝5敗、防御率2.97
【G】山口俊:20試合8勝7敗、防御率3.77
■ドラゴンズvsタイガース(18時、ナゴヤドーム)
【D】吉見一起:15試合4勝4敗、防御率3.63
【T】メッセンジャー:2試合1勝1敗、防御率7.71
■カープvsスワローズ(18時、マツダスタジアム)
【C】岡田明丈:19試合6勝5敗、防御率4.23
【S】原樹理:25試合4勝6敗、防御率3.47
<パ・リーグ>
注目はプロ初先発の日本ハムのルーキー左腕・宮台。東大出身者が勝ち投手となれば、1967年の井手(中日)以来51年ぶり。先発で勝利を挙げれば1965年の新治(大洋)以来53年ぶりとなる。2軍で培った経験と頭脳的なピッチングで強力ホークス打線に立ち向かう。2試合連続本塁打を放った清宮のバットにも期待大だ。首位の西武は今季8勝を挙げている榎田が先発。今季のロッテ戦は5試合で4勝0敗、防御率2.70の好相性。自身初の2ケタ勝利にリーチをかけられるか。対するロッテのシェッパーズは来日初先発。5月31日以来の1軍マウンドで日本野球に順応した姿を見せたい。
■ファイターズvsホークス(18時、東京ドーム)
【F】宮台康平:登板なし
【H】武田翔太:17試合3勝9敗、防御率4.73
■マリーンズvsライオンズ(18時15分、ZOZOマリン)
【M】シェッパーズ:22試合0勝1敗、防御率3.86
【L】榎田大樹:16試合8勝2敗、防御率3.18