<セ・リーグ>
台風通過後に行われる予定のセ・リーグ3試合。首位・広島は、今季不振の薮田が5月31日以来の先発。後半戦、ポストシーズンへ向けて復活を宣言できるか。2位のヤクルトは現在7連勝中。好調な打線が難敵・メッセンジャーを打ち崩せるか。山田&バレンティンのアベック弾を再び見たい。3位の巨人は高卒2年目の高田がプロ初登板初先発。2軍では6月末から3試合連続で7回以上を投げて1失点に抑えるなど好調をキープしており、“鮮烈デビュー”が期待される。対する中日の先発・小熊も今季初登板。3年ぶりの未勝利に終わった昨季の借りを返したいところだ。
■ジャイアンツvsドラゴンズ(14時、東京ドーム)
【G】高田萌生:登板なし
【D】小熊凌祐:登板なし
■スワローズvsタイガース(18時、神宮)
【S】石川雅規:13試合4勝3敗、防御率4.86
【T】メッセンジャー:17試合10勝6敗、防御率3.02
■カープvsベイスターズ(18時、マツダ)
【C】薮田和樹:8試合2勝1敗、防御率4.74
【DB】今永昇太:9試合2勝6敗、防御率6.80
<パ・リーグ>
注目はロッテ対西武の一戦。ロッテは5月から11戦11勝のボルシンガーが先発。12連勝となれば64年のスタンカ(南海)、15年のマイコラス(巨人)の記録を抜いて外国人新記録となる。7月の月間打率.391で7本塁打の井上とともに、トレード加入でスタメン起用が濃厚な岡にも注目が集まる。対する首位・西武は、今季7勝を挙げている榎田が先発。ロッテに対しては4戦4勝、防御率2.31の好相性を誇っている。その他、2度目の登板で来日初勝利を狙うオリックスのローチ、借金生活に突入したソフトバンクの巻き返しなるかにも注目だ。
■ファイターズvsバファローズ(14時、札幌ドーム)
【F】高梨裕稔:15試合5勝5敗、防御率3.75
【Bs】ローチ:1試合0勝0敗、防御率3.86
■マリーンズvsライオンズ(18時、ZOZOマリン)
【M】ボルシンガー:14試合12勝1敗、防御率2.07
【L】榎田大樹:13試合7勝2敗、防御率3.11
■ホークスvsイーグルス(13時、ヤフオクドーム)
【H】武田翔太:14試合2勝7敗、防御率4.96
【E】辛島航:14試合3勝7敗、防御率3.73