＜セ・リーグ＞
注目は助っ人投手陣。巨人のヤングマンは7月1日の1軍デビューから3戦3勝で、月間4勝目を狙う。落差の大きいカーブを武器に4連敗中のチームを救うことができるか。それに対峙するのがヤクルトのブキャナン。こちらは前回登板のDeNA戦で7回4安打無失点の好投。5試合連発弾を狙う山田の援護を受け、助っ人対決に挑む。すでに2ケタ勝利を達成した中日のガルシアは、今季8勝1敗、防御率1.47と相性抜群の本拠地ナゴヤドームで登板する。その他、阪神の19歳・才木が、4連勝中の首位・広島を止められるかにも注目だ。

■ジャイアンツvsスワローズ（18時、京セラドーム大阪）
【G】ヤングマン：3試合3勝0敗、防御率1.71
【S】ブキャナン：17試合7勝6敗、防御率3.12

■ドラゴンズvsベイスターズ（18時、ナゴヤドーム）
【D】ガルシア：16試合10勝4敗、防御率2.26
【DB】濱口遥大：9試合0勝2敗、防御率3.91

■タイガースvsカープ（18時、甲子園）
【T】才木浩人：7試合2勝3敗、防御率3.95
【C】九里亜蓮：14試合4勝2敗、防御率3.90

＜パ・リーグ＞
前日は2試合で5時間超えとなったパ・リーグ。その激戦を、山下のプロ初本塁打で勝利した楽天は、今季3勝の古川が先発。6月19日を最後に4試合勝ち星がないが、野手の疲れを軽減させる爽快なピッチングを期待したいところ。対する日本ハム・マルティネスも6月14日に7勝目を挙げてから4試合勝ち星なし。復活のマウンドに向かう。もう1試合では、後半戦7試合で5本塁打と一気に調子を上げてきた西武・中村に注目。前回登板で3安打12奪三振での完封勝ちを収めたディクソンから、勝負を決める一発を放つことができるか。

■イーグルスvsファイターズ（18時、楽天生命パーク）
【E】古川侑利：8試合3勝3敗、防御率4.35
【F】マルティネス：15試合7勝6敗、防御率3.19

■ライオンズvsバファローズ（18時、メットライフ）
【L】十亀剣：15試合5勝7敗、防御率3.57
【Bs】ディクソン：12試合2勝5敗、防御率4.14