―― 6回無失点の内容でした。ご自身でどう振り返りますか?
「自分の良さを出そうと思って要所でもしっかり自分のボールを投げられたんじゃないかなと思うので、とりあえずチームが勝ったというのが自分の中では一番だったなと思います。」
―― 前回の登板は4回途中で降板でした。今回はどんなことを心掛けてマウンドに上がりましたか?
「そうですね、背水の陣じゃないですけど“ここでダメだったら”って自分のなかでプレッシャーを高めていって、そういうつもりで投げていました。」
―― 6回には満塁のピンチがありました。気迫あふれる投球に見えましたが、ご自身はどう振り返りますか?
「(甲斐)拓也がマウンド来た時に『思いっきり行こう』と言ってくれて、自分もそこで腹くくって思い切って自分の今できる(投球をしようと思いました)。点差もあったので、野手の人にも感謝しかないです。」
―― 打線も6回7回と応えてくれましたね。
「前回も4回取ってもらってからの、ああやって申し訳ないことをしたので……。なんとしても点を守るんだって気持ちで投げました。」
―― 今シーズンは開幕ローテーション入り、そして初勝利となりました。どんなシーズンにしていきたいですか?
「1年間投げ切って、ファンのみなさまに勝利を届けられるのが一番うれしいことですし、監督、コーチもそうですし、トレーナーの皆様にも勝つことで恩返しができるので、感謝の1年にしていきたいです。」
―― ご自宅で応援して下さっているファンの方、たくさんいらっしゃると思います。
「(ファンが球場に)いなくても、心のなかでは声援を感じながら今日は投げられましたし、その声援に応えられたんじゃないかなと。今日は今日でしっかり切り替えて次回また声援に応えられるように準備していきたいと思っています。」
―― チームは連敗ストップとなりました。ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「まだまだここから。始まったばかりなので、しっかりとチーム全員で勝ちに向かって戦っていくので引き続き(ファンのみなさんは)球場にはまだ来られないですけど、しっかり応援を心の中で感じているので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました。」