―― まずはこの温かいファンの声援、どうお聞きになってますか?
「僕たちも待ちに待ったファンのみなさんの前での試合だったので、とても緊張しましたし、今日は最終的には良い結果になってよかったなと思っています。」
―― まず8回の同点の一発を振り返っていただけますか?
「臆することなく、自分の打てるボールが来たらしっかり打とうとそれまでの打席で少しふがいない内容だったもんで、なんとか良い姿勢を見せたいと前向きな姿勢でスイングしようと、そういう気持ちで行きました。うれしかったですね。」
―― 9回の満塁の場面。見ていても緊張感の伝わってくる勝負でした。打席のなかの意識はどうだったんでしょうか?
「なんでも良いのでなんとか僕が塁に出れば1点入る、ランナーを返すというよりは塁に出るんだという意識で……。僕の鼻息が聞こえるんじゃないかなって、球場が静かでね(笑)。
すごく緊張したんですけど、良い結果になってよかったです。」
―― 球場が静寂で包まれたシーンもありましたが、拍手など今までとは違うような応援だったと思いますが、ファンのみなさんの応援は、栗山選手にはどう聞こえていましたか?
「すごく応援もありがたかったですし、みなさんのある意味厳しい目線ですとか、温かい目線ですとかそういうものがすごく感じられたので、今日はうれしかったです。」
―― 最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「明日からも頑張りますので、ぜひ球場に来てくださいと言っても5000人…、なんとかチケットを取って球場に来てください。よろしくお願いします。」