――およそ3年ぶりの先発でしたが、どのような気持ちでマウンドにあがったんでしょう?
「監督やコーチがこういう起用をしてくれたっていうことは感謝の気持ちをもって投げようと思いました。」
――そのなかで1回、まっさらなマウンドに立った時というのはどんな気持ちでしたか?
「そうですね……。3年ぶりですごくうれしかったです。」
――そのなかで、今日のご自身のピッチングふりかえっていかがですか?
「中継ぎをやってきて中継ぎの人のしんどさや苦しさっていうのも味わってきたので、少しでも長い回を投げようと思って投げました。」
――かなり中盤以降はカーブも有効に使っていたように見えました。あのあたりについてはどうでしょう?
「今日(炭谷)銀仁朗さんとカーブを使っていこうという話だったので、こう……作戦通りというか。そういう感じです。」
――僅差の勝負が続く中で岡本選手のホームランが出た瞬間にはベンチで右手を上げて喜ぶ姿もありました。どんな思いでしたか。
「そうですね。なんとか1点ほしいなっていう気持ちで見てました。」
――リードを奪って7回の途中リードを奪ってからはリリーフのみなさんに託すという形になりましたけれども、ベンチで見つめていてどうでしたか?
「安心して見ていました。」
――今日はリリーフ陣ではマシソン投手も戻ってきまして、すばらしいピッチング見せましたが、そのあたりについてはいかがでしょう。
「さすがの一言ですね。」
――最後9回、ご自身の勝利が決まった瞬間というのはどんな思いで見つめられたんですか?
「安心しました。」
――ちょっとほっとしましたか。
「かなり(笑)。」
――これで桜井投手、2勝目ということになりましたが、今シーズン初勝利があって2勝目は先発としてはじめてあげた勝利ということにもなります。2勝目というのはどうでしょう。
「やっぱり先発を目標にやってきたので、そこで勝てたのはうれしいです。」
―― 1勝目のときと違う思いもあるんですかね?
「全然違いますね(笑)。」
――桜井投手、素晴らしいピッチングを見せてチームは交流戦最初のカード2勝1敗勝ち越しとなりました。この先の戦いに向けてはいかがでしょう?
「大事な試合が続くと思うので、しっかり交流戦勝ち越せるように頑張っていきます。」