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【6月27日】中日・吉見一起「今季初勝利」ヒーローインタビュー
2020-06-27 14:30 - ベースボール・タイムズ編集部

――ナイスピッチング。いい流れを掴んでそして勝利に導きました。吉見投手です。ナイスピッチングでした。

ありがとうございます。

――今日のマウンドに立つ思い、連敗中でした。どんな気持ちだったんでしょう?

僕自身、前回の反省があってそれを繰り返さないようにすること、あとはチームが連敗中だったので、なんとしても止めたい、止めるんだというのがモチベーションにして今日マウンドに上がりました。

――立ち上がりの3者凡退、いい入りでしたね。

そうですね。もう後先考えず、MAXではないんですけども、めいっぱいいっていたので、本当潰れてもいいというぐらいの覚悟で今日はマウンドに上がっていたので、いいスタートが切れたかなと思います。

――そしてすぐに味方の援護点、それからいい守りもありました。

はい。一人だけではできないので、野手の方が打ってくれたり守ってくれての僕たちがあると思うので、今日本当にたくさんファインプレーしてくれましたし、序盤で3点も取ってくれたので、感謝したいなと思います。

――そしてゲームの流れの中では、鈴木誠也選手、大きなピンチが4回ありましたけれども、懐を三球ついて見事に打ち取りました。

はい。外だけでは打ち取れないというバッターですし、本当に日本を代表するバッターでもあると思うので、ぶつけてもいいというか、本当に勝負事なので当ててもいいというくらいの腹くくって、加藤君が引っ張ってくれたと思います。

――吉見さんの持ち味十分出た、内容の濃いそんなファンの印象もあろうかと思いますが、ご自身の中では一番の手応え何でしょう?

手応えはないですね。もう本当に一球、一球、後先考えずに投げたので、途中バテましたけども、何とか5イニング投げ切れたので最低限の仕事はできたかなと今日思っています。

――ただ、前回の悔しい思いからすぐに今シーズン初めての勝利を手にした、その思いはどうでしょう?

やっぱり勝ったっていう事はうれしいです。先発としてそこは目指しているところなので。ただこれからもずっと試合はあるので、またしっかりとコンディショニング整えて、怪我しないように一つでも多く勝てるように先発ピッチャーとしてまずゲームを作る、自分の持ち味を出していけたらいいかなと思います。

――無観客という特別なシーズンの入りになりましたけれども、ファンは熱い視線を送っていたと思います。どうぞファンの皆さんにメッセージをお願いします。

テレビ越しになったと思うんですけども、今日は応援ありがとうございます。僕たちは野球でしか伝えることができないと思います。一つのプレイ、一つの投球で勇気づけられるようにこれからも必死に頑張っていきたいと思います。いつか球場に来て試合を見に来れる日が来ると思うので、それまで我慢していただいて、また温かい声援、熱い声援よろしくお願いします。