――1点ビハインドの4回二先頭打者として打席に入りました。あの打席振り返っていかがですか?
「自分としても早く1000本決めて楽になりたかったし、自分が打つとチームが勢いづくんじゃないかと思って打席に入りました。」
――その打席で出塁し、中田選手のライトオーバーのヒットで同点のホームを踏んで、近藤選手も帰ってきて逆転劇となりました。いい仕事をしたんじゃないでしょうか。
「なかなか塁に出れない中、四球はなんとか取れたんですけど、ヒットを打ててなかったので自分としても楽になったし、チームが勢いづいてくれて本当によかったなと思います。」
――去年の最終戦で999本目のヒットを打って、今季の開幕戦まで非常に長かったと思うのですが、2戦目で1000本達成しました。それについてはいかがですか?
「そうですね、約8ヵ月。公式戦のヒットを打っていないってことが自分としても初めてでもどかしかったんですけど、すごく楽になりました。」
――非常に遅い開幕となって、無観客でのゲームが続いていますが昨日今日と戦って見ていかがですか?
「野球というのはすばらしいものだなという風に感じました。」
――無観客ということで、テレビ、ラジオの前でたくさんのファンが応援していると思います。そのファンに熱いメッセージをお願いします。
「本当はファンのみなさんの前で1000本到達をお見せしたかったんですけど、こういう譲許なので仕方ないんですけど、テレビ、ラジオの前のみなさんに僕たちの熱いプレーの姿をお見せして、少しでも元気づけられたらなと思ってやっています。」