――今日は急きょ先発登板だったと思いますが、今井投手の発熱があったということでしたが、先発と伝え聞いたのはいつだったんでしょうか?
「そうですね、昨日中継ぎは休みだったので、娘とふたりで出かけていたら小野さんから電話が来て、『ちょっと今井が熱出たから明日頼むわ』ってことで昨日の朝の10時ごろに……。はい(笑)。」
――そのなかで今日の先発のマウンドに向かう意識というのはどうだったんでしょうか?
「やることは中継ぎと変わらないと思っていたので。一人ひとりと対戦して、自分の球を投げることだけを考えて投げました。」
――もちろん先発の経験もある佐野投手ですが、そのいつもの先発とはちょっと違う意識だったんですか?
「今年はずっと中継ぎで投げさせてもらってたので、その感じでいけるようにと思ってマウンドに上がりました。」
――そのなかでゲームの入り、3回までパーフェクトピッチング、立ち上がりというのはどうだったんでしょう?
「ちょっとできすぎってところもあったんですけど、本当にキャッチャーの森が強気のリードで引っ張ってくれて、初回抑えて先制点をいただいて、少し気持ちも楽になったので、そのなかで投げることが出来て熱いファンの声援も力になってしっかり投げられました。」
――そして最後4回もランナー背負いながらもダブルプレーで切り抜けて4回無失点。改めて今日のピッチング振り返っていかがでしょうか?
「そうですね、これが続けられるように少しでもチームの勝ちに貢献できるようにこれからも頑張っていきたいです。」
――ファンのみなさんはまた先発マウンドで佐野さんのピッチング見たいと思っている方も多いと思いますがいかがでしょう?
「え?先発?……自分は任せられたところでしっかり投げるだけなので。任せられたところでしっかり投げたいと思います。」
――チームとしてもしっかり繋いでジャイアンツの重量打線を、ブルペンピッチャー陣で完封リレー。これに関してはいかがでしょうか。
「本当に、中継ぎ陣、今日みんな頑張っていたので、よかったです。」
――それでは最後に熱い声援を送ってくださったライオンズファンに次の登板にむけてメッセージをお願いします。
「今日は熱い声援ありがとうございました。これからも1つ1つの試合を戦っていくので、また熱い声援をお願いします。ありがとうございました。」