――プロ初勝利、阿知羅投手です。おめでとうございます。
ありがとうございます。
――今日のピッチング振り返りますと、初回に大きなピンチがありました。そこを抜けたってのは大きかったですね。
ピンチになったんですけど、攻める気持ちを忘れずにバッターに向かっていきました。
――あの場面、結構怖い山田さんがまず来ましたよね。その時ってのはどう勝負したんですか?
強打者なんですけども、変えずにしっかり腕振って勝負しようというのがあったので、そこは変えずに出来ました。
――2回以降は少しテンポも上がったのかなって気がしましたが、本人の中ではどうでした?
そうですね、やっぱり先発ピッチャーの役目として攻撃のリズムを作るというのも一つあるので、そこは意識して投げました。
――そして打線の方がいい援護をくれましたね。
そうですね、早いうちに点を取っていただいたので、ストライクゾーンでしっかり勝負することが出来ました。
――その援護点の中ではご自身の初ヒット、初打点もありました。そのへんはどうですか?
そうですね、日々のバッティング練習の成果が出たと思います。
――あそこ外のスライダー3つ続けられましたよね?
そうですね(笑)はい。あの、平田さんのバットをいただいて、ずっと練習してて、今日も平田さんのバットで打ったんで、8割平田さんのおかげですね。
――5回を投げ終えてそこからの時間てのは長く感じたんじゃないですか?
そうですね、あとは自分で応援することしか出来ないので、他のピッチャーの方と野手の方をずっと応援していました。
――ウイニングボール受け取られましたよね?
はい。博志からもらいました。
――今お持ちですか?
お尻にあります。
――ちょっと見せていただいていいですか?
(拍手)
――少し時間はかかりましたけれども、正真正銘の初勝利のボール。今はどんな気分でしょう?
やっと一軍で先発して勝つことが出来たんですけど、色んな方に支えられて、ここまで来たと思うので、これからずっと抑えていけるように、もっと精進して頑張っていきたいと思います。
――次の登板がまた新たな一歩になりますね。
そうですね、もっとチームを勝たせられる投球というのをしていきたいと思いますので、また頑張っていきます。
――今日はこどもの日、たくさんお子さんの姿も見られます。その子供達に一言お願いできますか?
なかなか一軍で見られないピッチャーが先発したんですけど、これを機に阿知羅というピッチャーを覚えてもらって、また応援してもらいたいと思います。