―― この1勝というのは金子投手にとってどのようなものでしょうか。
「すごい巡り合わせというか、オリックス相手だったので、うれしいんですけど、まずはチームが3連敗だけは避けたかったので、それだけを考えて投げてました。
―― 今日は5回無失点。どのあたりに手ごたえを感じながらのピッチングだったんでしょうか?
「前回までの登板よりは、しっかりストレートでカウントが取れたっていうのは大きかったかなと思います。」
―― かつてのチームメイト、後輩でもあった山本投手との投げ合いも見事だったと思うのですが、その辺意識はありましたか?
「これまでも抑えてますし、もちろん良いピッチャーっていうのも分かっているので、先に点は与えたくないとは思っていたんですけど、今日ほんとにそれができてよかったと思います。」
―― 少しお話にも出ましたが、相手がかつてのチームのオリックス、しかもこのビジターでの試合、神戸という環境での試合。いかがでしたか?
「ここではたくさん投げさせてもらってるので、まったく違和感なく試合に入れました。」
―― ひとつこの神戸の試合、平成という区切りの中では今日が最後なんですけれども、この地で初登板を果たしたなかで、この場所、最後を飾ることになりましたが。
「そうですね、初登板もここだったので、平成最後にここで勝利をあげられて、うれしく思います。」
―― これでチームも(勝率)5割になりました。今日ここ、神戸にもファンのかたが大勢お集まりになりました。このあと、このチームの中でどういう存在になっていきたいですか?
「僕はどこでも投げたいと思っていますので、先発でも中継ぎでも任されたところでしっかり投げたいと思います。」