＜セ・リーグＣＳ＞
前日、“Gキラー”小川で敗れたヤクルトは、今季6勝の原が先発。巨人戦は今季1勝1敗だが、8月16日に同じ神宮でプロ初完封を飾るなど、オールスター後の後半戦で5勝1敗と大きく進化した3年目右腕が背水のマウンドに上る。対する巨人は絶対的エース、菅野が登板。2戦2勝でファイナルステージへの進出を目論む。大舞台では、前日アーチの坂本、前日タイムリーの陽といった経験豊富な男たちに期待だ。

■スワローズvsジャイアンツ（18時、神宮）
【S】原 樹理：30試合6勝7敗 防御率3.09
【G】菅野 智之：28試合15勝8敗 防御率2.14

＜パ・リーグＣＳ＞
前日大勝したソフトバンクは、今季13勝を挙げている千賀が先発。今季の日本ハム戦は2試合で1勝1敗だが、防御率は2.63と抑えている。一方、負けられない日本ハムは、今季10勝のマルティネスが先発。こちらも今季のソフトバンク戦は4試合で1勝2敗ながら防御率は1.86。まずは両先発の立ち上がりがカギになる。この日が33歳の誕生日となるソフトバンク・グラシアルのバットにも注目だ。

■ホークスvsファイターズ（13時、ヤフオクドーム）
【H】千賀 滉大：22試合13勝7敗 防御率3.51
【F】マルティネス：25試合10勝11敗 防御率3.51