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2018-06-16 14:10 - ベースボール・タイムズ編集部
■ソフトバンク・内川聖一

――復帰戦を祝う活躍でしたが?
「出来過ぎですね。僕がホームランを打てたのは、あそこでハセ(長谷川)がヒットを打って、あきら(中村)が犠牲フライを打ってくれたおかげ。精神的に楽に打席に入れましたし、バンデンハークが粘って投げてくれていたので、本当に何とかしたいという気持ちで打席に入りました」

――ファンのみなさんも待っていましたよ?
「ここで野球をしたいというのを、抹消されて改めて思いましたし、これだけのお客さんの前でプレーできる幸せを感じますし、この思いを忘れずにまた明日から頑張りたいと思います」

――1打席目でヒットが出たことが大きかったのでしょうか?
「はい。あの1打席目でヒットが出てくれたことで、もう自分の中で『今日の仕事は終わったな』っていうぐらいの気持ちになったのが正直なところだったんですけど、チームが勝つ喜びを久しぶりに味あわせてもらった。この思いをこれからたくさん味わいたいと思います」

――工藤監督の監督通算300勝という試合でもありましたが?
「工藤監督になってキャプテンという大役をやらせてもらっていた立場としても、そういう試合でこの場に立つことができるのは幸せだなと思いますし、全員、工藤監督を秋に胴上げするために毎日頑張っていますし、ファンのみなさんも同じ気持ちで声援を送ってくらたらと思います」

――明日へ向けて?
「当然、勝つという思いでやりたい。昨日(15日)実は、朝6時半の新幹線で広島に行きまして、マツダスタジアムで2軍の試合に出て、まさか日帰りで帰ってくるという強行スケジュールでやったおかげで今日ホームランを打つことができた。広島で『帰ってこい』って言われたときはね、内心『ふざけんなよ~。今日帰んのかよ!』って思いましたけど、帰って来てチームのために野球ができることの幸せを感じさせてもらいました。また明日からも頑張ります!」